責任
責任という言葉を辞書で調べると、「立場、行動が及ぼす影響に対し、適切な対応が取れること」とある。
今、原発、いじめ等様々な問題がメディアを騒がしている。
また、こういう問題についてコメントするといろいろと誤解を招く恐れがあるのでしたくはなかったが、ついつい書いてしまう。
我輩はすべての問題は、自分にあると思っているので、何が起きても自分に責任があると考える。
ただ、自分ではどうしようもないことは何もできないので、責任はとれない。
なので、上記問題に関して自分ができることはなにか?と考え、できることをやる。
例えば、原発に関しては、直接ではないかもしれないが、車、電車などを極力使わない。
電気の消費を意識し、使用を控える。
いじめに関しては、いじめの現場を目撃したら、子供を叱る。
自分の子供には、いじめがなぜいけないのかを真剣に話し合う。
そういえば、長男が小学校の時に一番仲の良かった友達にある日を境にいじめにあうようになった。
我輩は、最近元気がないな~といった具合でしか見ていなかったが、妻は何度も何度もしつこく本人に問いただしていた。
しばらくすると、自分からいじめにあっていると言い出した。
原因はわからない。
しかし、親としてどうするべきか?
我輩は、相手にも責任はあると思うが、まずは自分に責任があるということを子供に言ってもしょうがなかったので、親としいての責任を考えた。
一番は、こともを守ること。
ただそれだけだった。
あとは、長男に、「なにがあっても絶対にお父さんも、お母さんも守ってあげるから」としつこく言って聞かせた。
先生には、相談した。
最終的には、本人に別な友達をつくり、いじめの本人たちと決別させることをさせた。
簡単にはいかないことかもしれないが、本人にとってみると親に守ってもらえているということが心強かったらしい。
そのうち、もっと素晴らしい友人ができて、時期にいじめは解消された。
それから、我が家の前が小さな公園なのだが、そこで5、6人から、あきらかにいじめを受けている現場を目撃した。
我輩は、近くにベンチに座り、そーっとその集団のやり取りを聞いていた。
数分後、いじめが明らかだと判断し、その集団に「お前らいじめか?!集団で一人をいじめるなんて一番卑怯なことだぞ!」と言ったら、突然、逃げ出した。
「こらー!」と追ったが、結局、いじめられている子だけが残った。
「いじめられていたのか?」と聞いたが、「違います」と返答された。
「嘘は言わなくていいよ。正直に言ってごらん。」と優しくいったつもりだったが、「いえ、違います。」と言って、走って逃げられてしまった。
結局は、何もしてあげられなかった。
ほかにも大人が数人いたが、誰も何もしない。
今、子供たちがおかしいという人がいるが、一番かおかしいのは我々大人なのだ。
教育現場でも、誰も責任をとらない大人。原発でも大人が誰も責任をとらない。
政治家も、会社のマネージャーも、学校の先生も、親も、すべての大人が責任をとらない状況を、子供たちが見ていることをもっと意識してほしい。
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