生きてる実感
今日は、感動の話を聞いたので紹介するよ。
このブログの読書の方は、ご存知だと思うが、我輩の長男坊は心臓病で生まれ、生きても成人までは無理だと宣告されて生まれてきた。
しかし、現今年で20歳だ。
人の命なんて人に決められるものではないのだと思った。
逆に、命とは長くていれれば幸せかといえば違うことも感じた。
どれだけ幸せを感じながら生きることが大切なのではないかと思う。
では、紹介するね。
嫁が激しい闘病生活の末、若くして亡くなって五年後、こんな手紙が届いた。
どうやら死期が迫ったころ、未来の俺に向けて書いたものみたいだ。
以下全文
Dear 未来の○○
元気ですか?大好きな仕事はうまくいってますか?
きっと○○だもん、今ごろ凄い出世してるんだろうなあ。
嬉しいぞ。
早速だけど、私はもう長くないみたい。
仕事柄、なんとなく自分の体のことはわかるんだあ。
薬もだいぶ変わったしね。
だから、○○に最後の手紙を書くことにしました。
もう今頃新しいかわいい奥さんが出来てるかな?(笑
いいんだよ、私に遠慮しないで幸せになってよ。
○○は誰かを幸せにできる才能を持ってる。
その才能を持った責任を負わなきゃいけないんだ。
○○が幸せになるところ、きちんと見守ってるからね。
私は大丈夫。向こうでイケメン見つけて恋するもんね!(笑
そして○○は沢山子供を作ってステキな家庭を作るの。
○○の子供だもん、きっとかわいいんだろうなあ~
私生まれ変われたら○○の子供になっちゃおうかな(笑
生まれ変わりの順番待ちがあったら割り込んじゃうもんね!おばさん発想だな。
でもね、一つだけお願いがあります。
どうか私のことを忘れないで。
どんなに幸せになっても、一年に何回かでいいから思い出して。
私はもうお父さんもお母さんもいないから、、○○が忘れたらもうこの世界に私はいなくなっちゃう。
それだけが怖いんだ。
何回かというのはね、
付き合い始めた日、幕張のレストランに海。
一緒に行った夏の北海道、あの時くれたネックレスはずっと今でもつけてるよ。
お棺にいれないでね、○○が持ってて。
○○が初めて試合でレギュラーになった日、関係ないとは思いきや、実は私が初めてお弁当を作った日だったのだ(笑 卵焼き辛くて悪かったな
結婚記念日は○○酔いつぶれてたし、いいや(笑
そして私の命日。
多分○○のことを思いながら幸せに眠るんだろな。
この四つが私の思い出ランキングトップです!
だから年四回でいいから思い出してね。お願いね。
○○が思い出してくれるとき、きっと私はその瞬間だけこの世界に生き返れるんだ。
最後までわがままだね(笑 ごめんなさい。
未来に向けて書くつもりが、なんかよくわかんなくなっちゃった。
だって○○の未来は輝いてて、眩しくて、全然見えませんよ!
さて、レントゲンに呼ばれたのでこれで終わりにします。
時間かけて書くと長くなりそうなので、思いつきで書いたこの手紙で一発終了。
○○、今までありがとう。
悲しい思いをしてしまったらごめんなさい。
あなたと過ごした私の人生、あなたと作った私の人生。
幸せ過ぎてお腹いっぱいです。もう悔いはないよ。
○○の幸せをずっとずっと見守ってます。
未来の○○の笑顔を思いながら
△△より
ps.ご飯はちゃんと食べるんだよ
最後まで注文ばっかだな全く
オレはまだ一人だよ
でも幸せだ この手紙をみて改めて実感した
オレ頑張るから、ずっと見ていてくれよ
ありがとう
______
何かを恐れて生きるよりも、今に感謝して生きることの方が幸せだと感じる手紙だよね。
そうすれば、すべてを受け入れることができると思う。
我輩も、長男の病気を受け入れてから、毎日、死という恐怖から立ち直れたように思う。
受け入れる=感謝するなのかな?
では、今日はこの辺で。
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