努力の天才
長男が、NARUTOの新刊を買ってきた。
今、面白いところでワクワクする。
そういえば、最近TVでも昔のNARUTOをやっている。
先週、我愛羅(ガアラ)とリーの中忍試験の試合をやっていた。
その試合の途中で、リーの先生のガイが回想するシーンがあった。
↓
ガイ「・・・確かにお前はネジ(天才と言われるライバル)とは違う・・・・忍術の天才でもなければ体術の天才でもない・・・
けどなぁ、リー・・・お前もネジを超える力を・・・・その可能性を秘めてる天才なんだぞ・・・・・」
リー「気休めならやめてください!」
ガイ「気休めでもなんでもない・・・・なぜならお前は・・・・」
リー「・・・・・・」
ガイ「努力の天才だ」
リー「・・・・・・・」
リー「・・・果たしてそれは・・・・本当でしょうか・・・?」
ガイ「・・・・・・!」
リー「・・・僕は・・・そう信じてやってきました・・・・。ネジより・・・二倍も三倍も修行すれば・・・きっと強くなれる・・・・そう信じてやって来ました・・・・・・・」
リー「だけど・・・・・本当の天才には適わないんじゃないかって・・・・最近はそう思いはじめました・・・・・」
リー「・・・努力が本当に報われるものなのか・・・・・それが知りたくてネジに挑戦してもずっと同じ・・・・まるで歯が立たないんです・・・・・・!」
リー「任務の時も未だに・・・・足が震えるんです・・・・」
リー「いくら努力しても僕は強くなれないんじゃないかって・・・・・怖くて怖くてたまらないんです!!」
リー、激しく泣く。
ガイ「・・・・・・・」
リー「・・・・僕はどうしたら・・・・・」
ガイ「自分を信じない奴なんかに、努力する価値はない!」
双子の子達と見ていたが、子供たちに「パパ泣いてる?」
と、言われてしまった。
小さい頃、不器用で何をやっても下手だった。
しかし、負けず嫌いでよく影で練習をしていたことを思い出した。
小学生の頃、冬は雪で屋内でしか遊べないので、文化的なクラブに入らされた。
入ったのは将棋クラブ。
最初は真ん中ぐらいの腕前だったが、勉強して練習して卒業する頃には2番目の実力となっていた。
大好きだった野球も、ずっと家出一人で壁に向かってボールを何時間も投げていた。
しかし、いつの頃からか自分は天才ではないかと錯覚し、努力しなくなっていた。
自ずと結果が出なくなってきた。
証券会社に入社し、営業に配属。
直ぐに大手の顧客を開拓し、直ぐに天狗となり、一年後にはワースト10入り。
今の女房と結婚が決まり、再度頑張ったが、なかなか結果が出ずに悩んだ。
女房が、「努力したことは神様が見ているから、いつか必ず結果が出るよ」との一言に勇気付けられた。
その後、ずっとベスト10入り。
不器用で、頭が悪い自分がここまでこれたのは、全て多くの人々に支えられたお蔭だ。
自己資金をトレードし始めて5年経過した。
地道に努力した。
好きだから頑張れた。
今、徐々に結果が出てきている。
好きだと努力と感じない。
今、ワクワクしている自分がいる。
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