諦めない強い気持ち
昨日、私の出身の新潟代表、日本文理高校が決勝戦で素晴らしい戦いをしてくれた。
球史に残る試合。
こんな試合はじめて見た。
試合前半は緊迫の攻防。
中盤6回に大量6失点。
伊藤投手の集中力が切れて、もうこれで駄目だなと思った。
おそらく誰もが。
ただ日本文理ナイン以外は。
私は、新潟のチームがここまでこれただけでも素晴らしいことだ。
やはり実力の違いだなと。
途中、トレードをしながら見たり見なかったりと。
しかし、9回ツーアウトからの集中打。
体が震えた。
なんてやつらだ。
なんで諦めない!?
常識で考えればわかるだろう?
9回ツーアウトランナーなし6点差。
勝てるわけないだろう?
新潟のチームで、ここまでやれただけでも凄いのだから
もういいよ。
と、普通は思うはず。
だけど彼らは諦めていなかった。
最後打球を見て女房といっしょに「ヤッター」と大声を出しましたが、
サード正面。
9回途中からは涙が止まらなかった。
日本文理の選手の諦めない精神力。
かたや、6回ですでにあきらめていた私。
恥ずかしい。
日本文理の選手からは勇気と希望をもらった。
ワクワクパパは夢を実現する。
今までも諦めなかった。
途中何度も楽になろうかなと思ったが、諦めなかった。
そして日本文理ナインからパワーをもらった。
ところで先日も書いたが、日本文理(新潟代表)がなぜここまで強くなったのか?
数年前に北海道の駒大苫小牧が2年連続優勝し、3年目も決勝まで進み準優勝したことがあった。
今まで雪国チームはほとんど勝てなかったのが、なぜ突然と強くなったのか?
実はメンタルトレーニングをしたことが大きな要因である。
前にも書いたが、日本代表ソフトボールチームのメンタルトレーナー西田文郎氏(左記のお勧め書籍にもあるが)
のトレーニングが大きな実績を残している。
駒大苫小牧も、昔ではバスケットのシャンソン化粧品、サッカーの小野伸二選手、野球の桑田選手等々。
私の母校の新潟明訓野球部OB会の副会長が二人いるが二人とも私の同期だ。
数年前にこの話をしたことがるが、何度話しても理解してもらえなかった。
明訓でも優勝を狙えるはずだ。メンタルトレーニングを導入したらどうかと訴えたが無理だった。
やはり、所詮新潟、狙うにしても徐々にやっていけばいい。
いきなり優勝は・・・・。
こんな感じだった。
私は大学まで野球をやり県外との個人的な差はないと感じていた。
違うのは考え方、目標が違った。
彼らは甲子園で優勝を目指し練習していた。将来プロ野球選手を目指し練習していた。
かたや新潟のチームは甲子園に出場することを目標としていた。当然プロなんて雲の上だと思っていた。
だから目標の違いだけで結果が違うことを身にしみて感じていた。
しかし、外の世界を知らないとわかない。
ビジネスもトレードも常識だと思っていることが非常識だったりすることが多々ある。
今年の日本文理の活躍は今までの高校野球の常識から考えると非常識だ。
しかし、現実のこのようなことが起きている。
まずは目標を設定する。
そしてその目標に向かいために日夜努力する。
最後は自分を信じれるかどうかだ。
そして自分を信じることができれば夢は実現する。
ワクワクするな。
まずは子供たちと夕方の散歩に出かけようっと。
おいおい散歩かよ。
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